初任者研修の取得方法
初任者研修とは、介護への第一歩となる資格です。
介護の現場で、利用者の身体を介助する「身体介護」を行うには介護の資格が必要となります。
数ある介護資格の中では、入門編となり1番取得しやすい資格といえます。
介護の基本知識やスキルを学び、筆記試験に合格すれば取得することができます。
受験資格が設けられていないため、介護職で働いている人だけではなく、未経験者にも取得することができます。
学歴や年齢にも制限がなく、誰でも受講が可能です。
介護職で働きたい方以外にも、今後の家族のためや地域の方のために取得したい方にもオススメです。
この資格を取得するには、各都道府県が指定した学校やスクールに通う必要があります。
厚生労働省が定めたカリキュラムを、指定校で講義と実技を履修する条件があるため、独学での取得はできません。
通学と通信での受講があり、国から定められている130時間のカリキュラムのうち、40.5時間しか自宅学習が認められていないため、通信のみでの受講は出来ません。
通学か、通学+通信の2択となっています。
受講料はバラバラですが、就職後に費用のサポートをしてくれる会社や、受講料の一部負担・全負担をしてくれるところもあります。
介護職員初任者研修は、誰でも受けられるので、将来介護に携わるお仕事をしたい人や、身近な方の介護を考えている方にはオススメの資格です。
試験に合格することで、介護の職場では資格手当が受け取れる可能性があります。
就職や転職にも役立ち、今後のキャリアアップにも繋がります。