施設見学で見るポイント
自分が働くときをイメージしながら見学しよう
施設を実際に見学させてもらうことで、求人情報や面接だけではわからなかった部分や雰囲気を知ることができます。ただし、なんとなく見るだけでは意味がありません。事前に施設の概要を把握し、チェックリストを作るなどしてしっかりポイントをおさえて視察しましょう。
利用者や職員の数
1フロアの利用者数、それに対するスタッフの配置人数など、事前に聞いていた説明と相違ないか確認します。また、夜は見学ができないので、夜勤の人員配置や頻度についても質問しておきましょう。
移動動線
整理整頓されているか、廊下などに障害になるものが放置されていないか、どのような入浴設備かなど、安全面や、介助する上での身体負担がどのくらいかなどを確認しましょう。
職員の態度や表情
服装や言葉遣いが乱れていたり、暗い表情で働いていていたりする場合、どこかに問題が潜んでいるかもしれません。逆に、見学中すれ違った職員が笑顔で挨拶をしてくれる職場は、ゆとりと理想をもって働ける可能性が高いでしょう。
また、職員が利用者やその家族に対して、横柄な態度、ぞんざいな扱いをしているなどの場面に遭遇したら要注意。「先輩として尊敬できるか」「一緒に働きたいと思えるか」などを基準に確認しましょう。
利用者の状態
利用者の表情がよければ、職員が熱意を持って働けている証です。明らかに困っている状態で放置されていたり、ぼんやりと過ごしている利用者を見つけたら、人手不足ではないか周囲を見回してみましょう。