自分の経験の棚卸しをしよう
キャリアの棚卸しとは
転職成功のカギは、自分の強みを活かすこと。「強み」とは、資格や性格だけではなく、過去の経験やそこから培われた考え方・行動から生まれた、他の人とは違うあなた独自のスキルや人となりのことです。
これまで行ってきた業務や、出してきた結果などを洗い出すことで、長所や得意分野・評価されてきた点を客観的に理解し、自分の強みを知る手がかりをつかめます。本当に自分にあった転職先を見つけるために、転職活動をはじめる前に行いましょう。
① 一日の業務の書き出し
思い出しやすい現在の一日の仕事を振り返り、出社から終業までの行動を全て書き出します。
② 姿勢や実績の書き出し
どんな姿勢で取り組んだか、工夫したこと、出した実績などを書き出します。
③ 過去の経歴分を繰り返す
部署異動、昇進、転職など「変化のタイミング」ごとに①~②をリストアップします。
④ 一覧表に整理
- 所属(会社名・施設名など)
- 在籍期間
- 施設規模
- 職務内容
- 実績(感謝された、褒められた、手ごたえを感じたなどの内容)
- 取得資格
- 姿勢(心掛けていたこと)
- やりがい、うれしかった出来事、得意だったこと、うまくいったこと、成功したこと
- 苦労、失敗
- 反省(克服方法、苦労や失敗から学んだことや仕事に活かした方法など)
- 習得スキル(身に付けたこと、できるようになったこと)
- 不満
などの項目で表を作ります。
⑤ 強みを見つける
表を俯瞰して、3〜5つ自分の強みを探します。どの時期も一貫している姿勢や、経験から学んだこと・得たことに着目すると探しやすいでしょう。