どう接する?年上新人
年上新人への接し方3つのポイント
新卒よりも中途採用の方が多い介護業界で、20代でリーダー職に就く人の多くはこういった人間関係に悩む人も多いようです。お互いに気持ちよく働くためにどうすればよいでしょうか。
人生の先輩であることを忘れずに
介護の仕事が未経験でも、目上の人に敬語を使って話しかけるのは社会人として当然のマナーです。タメ口や上から目線の態度はNG。また、相手のプライドを理解し、大切にしましょう。間違いを指摘する時は他の人がいないタイミングを見計らったり、叱るのではなく注意したり、プライドを傷つけないよう気を配りましょう。
年上でも遠慮は禁物
気を使いすぎて「これやってもらっていいですか?」「こっちの方がいいかもしれないです」という風では「断ってもいいの?」「結局どっち?」と思われ「頼りない人」と見られてしまいます。「これをしてください」としっかり伝えましょう。また、小さなミスが重大な事故につながることも。何かを注意する際は、しっかり根拠を伝えれば理解してもらえるはずです。
他の人以上にコミュニケーションを
いくら歳を重ねても、初めての職場は緊張するもの。孤立しないよう積極的に声をかけましょう。新人の中には「仕事中は忙しそうで質問できなかった」ということも多いので、勤務時間の最後に話をする時間をつくるのもよいでしょう。「今の仕事で気になることは何ですか?」「何が原因だと思いますか?」「どうすればいいと思いますか?」などの質問は、コーチング技術が有効です。