パート職でも社会保険や健康保険はあるの?
パートの保険加入は働き方次第!
広告にある「社会保険完備」とは?でも触れましたが、パートでも社会保険に入ることができます。ここでは、主に健康保険と厚生年金保険についてご紹介します。
加入要件
所定労働時間(残業や休日出勤を含めない)が週30時間以上、もしくは、以下の条件を満たしている方
- 所定労働時間 週20時間以上
- 月額賃金 8.8万円以上(賞与、残業代、通勤手当は含めない)
- 勤務期間 1年以上見込み(雇用期間が1年未満でも、契約更新がある旨が書面で明示されている場合を含む)
- 学生は除外(夜間、通信、定時制の学生の方は対象)
- 従業員数が501人以上の会社で働いている、もしくは、500人以下の会社で働いていて、社会保険の加入を労使で合意がなされている。
130万円の壁
よく言われるこの言葉。年収130万円以上の場合、扶養から外れ自分で健康保険に加入しなければいけないということです。また、健康保険の扶養から外れた場合、国民年金も第3号保険者から第1号保険者となり、自分で保険料を負担するか、厚生年金保険の適用を受け第2号保険者となります。会社での社会保険加入は、保険料が給与から天引きされるので手取り額は減ってしまいますが、加入には以下のようなメリットがあります。
- 将来もらえる年金が増える
- 保障制度が手厚い
- 会社が保険料の半分を負担する
その他の保険
労災保険:保険料は雇用主の全額負担で、労働者全員の加入が義務付けられています。
雇用保険:ある一定の条件を満たせば、数百円の個人負担で加入することができます。