ピアスとネイルがNGな理由
理由は安全と衛生
ファッションは多様化し、常識は常に変化しています。個性を重んじられるようになり、服装や髪型なども、染髪や男性のロングヘアなど、介護業界でも以前程厳しい決まりではない傾向にあります。例えば、最近はバンドマンの介護士も少なくないため、派手な髪色で働いている人もいるそうです。その一方で、ピアスやネイルは禁止にしている施設が圧倒的に多い現状もあります。その理由や違いは何なのか考えてみましょう。
ケガをさせる可能性
介護の仕事では、車いすへの移乗など、身体を密着させるような動作が多くなっています。そのため、ピアスはケアをしている最中に利用者が触れてケガをする可能性があります。また、爪を伸ばすことも、安全面から禁止の施設が多いでしょう。
異物混入の可能性
ワンポイントピアスや、ピアスを止めているキャッチでも、万が一落として利用者の食事などに混入してしまった場合、大問題になります。
ケガをする可能性
例えば、ぶら下がる形のピアスの場合、何かの折に利用者に引っ張られたり、利用者様の服に引っかかって自分がケガをしてしまったりという可能性があります。
衛生上の問題
長い爪やネイルは、菌が繁殖しやすく衛生上の問題が理由となります。ネイルをしていると、どうしても爪を切るまでの期間が長くなりがちです。そうなると気づかないうちに雑菌まみれの爪になるのです。
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