レクリエーションを成功させるコツ
シミュレーションが成功の秘訣
実際にやってみるリハーサルができない場合も、自分の頭の中でレクを行っているイメージをしながら、順を追って確認する作業はしておくべきです。これを行うことで、必要な準備物の見落としや、やりにくいところなどを見つけることができ、「もっとこうした方がいい」というアイデアも浮かんできます。また、現場での臨機応変も求められますが、基本の流れを把握しておくことで、適切な対応をすることができます。
レクの成功とは、参加したみんなが楽しめること。みんなが楽しかったと感じられるような工夫を、シミュレーションしながら考えてみましょう。
司会の台詞
台本まで用意する必要はありませんが、だいたいの台詞は考えておいた方が当日スムーズに進められます。
アイスブレイク
楽しく盛り上げるには、最初が肝心です。身体を軽く動かすミニゲームや、自己紹介の後の握手などちょっとしたスキンシップをすることで、気持ちをほぐし、リラックスして始めることができます。
わかりやすいルール説明
ゲームはルールが理解できていないと、やっていても楽しくありません。わかりやすいように身振り手振りを取り入れながら、ゆっくり語りかけるように伝えましょう。また、一気に全部説明するのではなく、適当なところで「まずはここまでやってみましょう!」などと体験してもらいながら説明するのもいいかもしれません。
参加者の表情
シミュレーションで気持ちの余裕ができれば、本番中、参加者の表情に気をつけることができます。やり方がよくわかっていない方や、困っている方がいないか。楽しく笑顔で参加できているかを気にしながら、時に臨機応変な進行が求められます。
失敗実演
「うまくできるかな」と心配して緊張している人もいるはずです。「ちょっとやってみますね…おっと!…これはダメです。真似しないで下さいね」など、スタッフが失敗してみせることで小さな笑いが起これば、場も和やかになります。また、先に失敗してみせることで「失敗してはいけない」というプレッシャーも和らげることができます。
かけ声
「いきますよー!、せーの!」「よいしょ!」「それ!」など、その場に合うかけ声を積極的に入れていきましょう。みんなもつられてかけ声をかけるようになり、一体感が生まれ、盛り上がります。
ひとりひとり褒める
参加者全員に目を配るようにするためには「一人1回褒める」ことを目指しましょう。目立つ人が楽しめていても、その影に楽しめていない人もいるかもしれません。「負けてしまったけど応援は最高でしたね!」「いい笑顔でしたね!」「ユニークな答えですね!」など、様々な角度から褒めてみましょう。
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