ワークライフバランスを保つために
ワークライフバランスを保つ転職とは
職場環境や給与面で問題が指摘されやすい介護業界ですが、売り手市場で比較的自由に働き方を選べる業界です。大切なことは、自分がどんな風に働きたいか、将来どうありたいかなどを明確にし、勤務先の給与だけではなく、休日や勤務時間、人員配置なども確認することです。自分に合った職場で働くことができれば、ワークライフバランスを保つこともできるはずです。
休日数や勤務時間を優先する
給与額も大切なことですが、特別低い場合を除けば、仕事とプライベートの充実を図るためには、休日数や勤務時間を重視することが近道といえます。たとえ高い給料をもらっていたとしても、忙しくて休みも取れない職場であれば、長く続けることができません。また、正社員の場合、月給が高くても、時給換算すると意外に低い給料だったりするので要注意です。
断る勇気を持つ
介護業界は慢性的な人材不足です。ワークライフバランスが保てると考えている勤務条件以上のことを頼まれた場合は、しっかりと断ることができるようにしておきましょう。協調性は大事ですが、まずは自分を一番大事にしなければいけません。例え職員から評価されても、困った時に便利に使われ、使い捨てられてしまうということも稀ではありません。
キャリアプランを持つ
仕事が忙しくて大変な時、目標を見失い、働く意欲をなくしてしまいそうになることもあるかもしれません。そんな時に、自分のキャリアプランがしっかりしていれば、判断しやすかったり、軌道修正できたりします。取得予定の資格や、経験を積む職場についてなどを考えてみましょう。
人員配置を確認しておく
基準ぎりぎりのサービス提供をする施設もあれば、比較的手厚く人員配置を行っている施設まで様々です。職員数が少ない場合は、休みの希望を入れられなかったり、緊急で呼び出されたりする可能性が高いといえます。職員の人員配置は、厚生労働省が運営する「介護サービス情報公表システム」で確認することができるので、事前に見ておきましょう。