上司とおりが合わずに退職した場合の答え方
感情論で話さない
大前提として「好き嫌い」といった感情の問題として説明するのは「同じことが起きるのでは」と面接官に不安を抱かせてしまいNG。どこの職場でも、合う人、合わない人は必ずいます。人間関係の悪さは、言い換えれば「周囲と協力して働きたい」ということ。また「自分らしく仕事をできる環境で能力を磨きたい」など、伝え方を工夫しましょう。
NG例
「前の職場では、先輩から何も教えてもらえず、仕方なく自分なりにケアをすると怒られるという繰り返しでした。自分が嫌われていたのか、大声で怒鳴られたり、細かなことで揚げ足を取られたり、ひとつのミスで1時間以上叱られたりしたこともあります。これ以上同じ職場で働くのは難しいと感じ、転職を考えました」
OK例
「前職では、若手社員の意見を取り入れてもらうことが難しく、必ず上司からの指示の元に各自業務を遂行することが原則とされていました。
3年間経験を積み、もう少し主体的に行動できる力とスキルを身につけていかなければと感じるようになりました。
ですが、職場の方針を変えることはできないため、スタッフ皆の意見を尊重しあえるチームワークを重視した新たな環境でチャレンジしたいと考えています。」
「前の職場では、先輩のケアを見て覚え、自分なりのケアを実践していました。
しかし、より良いケアを提供できるよう、チーム制での教育・指導体制や介護スタッフ全員が同じ方向性を持ってケアに取り組む姿勢が整っている御社で、質の高いケアを学び実践したいと思い、前職場を退職しました。」