介護福祉士資格取得に関する給付金
介護福祉士になるために
介護福祉士資格取得には、専門学校で80万円~、4年制大学で400万円前後の費用が必要です。また、働きながら取得する実務経験ルートでも3万円~、無資格の場合は13万~20万円程度かかります。費用負担を減らすため「教育訓練給付制度」「求職者支援制度」など国の支援を利用しましょう。
教育訓練給付制度とは
雇用保険に一定期間以上加入をしている場合、職業訓練を受けたり、予備校に通ったり、通信教育を受けたりなど、国の指定を受けた教育訓練機関を使えば、負担した費用の一部が国から支給されるというもので「一般教育訓練」「特定一般教育訓練」「専門実践教育訓練」の3つがあります。
専門実践教育訓練給付金について
受講のために支払った費用の50%(年間上限40万円)が支給されます。受講開始日前に「キャリアコンサルタントによる訓練前キャリアコンサルティングを受ける」または「在職者が勤務先の事業主による承認・証明を受ける」などの支給条件があるので、事前にハローワークで確認しましょう。
また、修了後1年以内に資格取得など一定の条件を満たすと、費用の20%が追加され合計70%(年間上限56万円)を受給できます。
手続きの流れ
① 受講前に提出書類を揃えハローワークに提出
ハローワークで配布される受給資格確認票、キャリアコンサルティングで発行されるジョブカードなどが必要
② 訓練校にて受講
③ 支給申請の提出書類を揃えてハローワークに提出
①の後に交付される受給資格者証、修了証明書、領収書などが必要