介護職のシフトについて
入居型介護施設の勤務シフトは大きく分けて二種類
ひとつは、日勤と夜勤に分けられる二交代制。もう一つは、早番・日勤・遅番・夜勤で構成される三交代、あるいは四交代制です。後者は、派遣やパートの人が自分のスタイルに合わせた勤務を希望しやすいシフトです。しかし、人手確保が難しく、主流は二交代制で、夜勤が16時間以上という施設もあります。
労働基準法では、1日の労働時間は原則8時間、1週間で40時間以下と定められています。また、6時間以上で45分以上の休憩、8時間以上で1時間以上の休憩をとらなければいけません。二交代制の夜勤は変形労働時間制(1週間当たりの労働時間が40時間以内であれば、特定の日や週に法定労働時間を超えて労働できる)を採用しています。なお、仮眠時間は原則休憩時間に含みません。
就業の開始や終了時刻は施設によって違いますが、一般的な事例をそれぞれどのような時間配分になっているのかを見てみましょう。
※あくまでも、事業所によって異なりますのあくまでも事例としてとらえて下さい。
二交代制
日勤:8時~17時(実働8時間/休憩1時間)
夜勤:16時~翌9時(実働16時間/休憩1時間)
三交代制
日勤:6時~15時(実働8時間/休憩1時間)
遅番:14時~23時(実働8時間/休憩1時間)
夜勤:22時~翌7時(実働8時間/休憩1時間)
四交代制
早番:7時~15時(実働6時間)
日勤:9時~18時(実働8時間/休憩1時間)
遅番:13時~22時(実働8時間/休憩1時間)
夜勤:22時~翌9時(実働10時間/休憩1時間)
それぞれの特徴
→夜勤のメリット
→夜勤専従とは