介護職の新3K
3Kをポジティブに
介護の仕事は3Kだと言われることがありますが、一般的には「キツイ」「汚い」「危険」を表すことが知られています。しかし近年は職場環境の改善も進んでおり、これまでのような3Kである職場は少なくなっています。現在では「感謝」「かっこいい」「クリエイティブ」「心」「感動」「クリーン」などのようなポジティブな意味合いでの「K」が提唱されています。
良い5Kとして「好奇心」「観察力」「行動力」「謙虚なこころ」「向上心」、7Kを「希望」「期待」「感謝」「感動」「感激」「可能性」「快感」などと呼ぶこともあります。
感謝を分かち合える仕事
利用者などから感謝を伝えられることで、より大きなモチベーションが持ててやりがいになる、ということの他、同僚と協力して働きやすい職場や利用者が快適に過ごせる空間を作り、より多くの人と感謝を分かち合えるようになるという側面があります。
心が繋がる仕事
利用者と心を通わせて何かを成し遂げていくことで、お互いの人生の満足度が高まっていきます。これは、介護職ならではの有意義な経験ではないでしょうか。
クリエイティブな仕事
介護職が「クリエイティブ」とはどういうことなのかと思われるかもしれませんが、介護の仕事は、マニュアルに従って画一的なサービスを提供するのではなく、相手が何を求めているかを考えながら、思いやりを持っておもてなしするサービスです。例えば、日常のちょっとした出来事を見逃すことなく、そこから何らかのアイデアを抽出することは、とても創造的なことだと思いませんか。また「介護は新しい科学であり、とてもクリエイティブな仕事」という人もいます。
ポジティブなKに欠かせない力
- 相手の表情や振る舞いをよく観察する力
- 相手の背景を傾聴する力
- 人を思いやり、相手を重んじ、おもてなしする力
- 目上の人やお客さまへのマナー