介護職を続けるメリット
介護職の価値を考える
退職を考えたとき、休職や転職をしてでも介護職で働き続ける選択には大きな価値があります。「やめたい」と思ったら、まずはその価値を見直してみましょう。
長い経験年数が有利
スーパーのレジ打ちを何年してもキャリアにはなりませんが、介護職は働けば働くほどキャリアとして認められ、責任ある仕事に就くことができます。「つらい環境でも、最低3年は頑張る」などゴールを決めモチベーションをあげましょう。また、介護福祉士の実務経験5年以上で認定介護福祉士の受験資格取得など、新たな資格で手当も期待できます。
一生使えるスキル
転職に有利というだけではなく、自分の身内に介護が必要な人が出たとき、これまでの知識やスキルを活かせます。さらに、自分自身に介護が必要になったとき、まず誰に相談してどうしたらよいか、どう接して欲しいかがわかります。優良施設を見抜くこともできるでしょう。
高い将来性と長期安定
超高齢化・少子化が問題になっている日本で、介護職の需要は高まり続けています。国の取り組みもあり、待遇や働き方は将来的に改善されることが予想されます。景気の良い時代には魅力は下がって見えますが、長い目で見ると安定職といえます。
社会貢献
利用者やその家族に感謝されるとき、社会の役に立っている実感を得られます。それが喜びややりがい、誇りとなり、また頑張ることができるのです。
高齢になっても働ける
一般企業の定年退職年齢60~65歳に対し、介護職は定年70歳以上の企業もあり、長く働き続けることができます。