仕事が覚えられない介護未経験者がすべきこと
仕事を早く覚えるポイント
介護職には、転職してくる人が多くいますが、皆さん「仕事が覚えられるか不安」と思っています。しかし、採用した職場側は、少なくとも「あなたが介護職未経験者である」ということは知っているし、その上で採用を決めているわけです。スタートラインは同じということ。あとは、そこからどのように経験値を上げていくのかです。ポイントをおさえながら、着実に前へ進みましょう。
とにかく何でもメモを取る
言われたことだけメモをしていては、後から見返した時にイメージしにくい可能性があります。見たもの、自分で感じたことなども全てメモしましょう。例えば3色ボールペンを用意しておき、先輩が話した説明は黒、手順を見ながら書き足していったことは赤、その時にふと思い浮かんだ質問は青などです。簡単ですぐに覚えられそうなことでも、メモしておきます。そこから応用していく時に基本に立ち返るためです。また、その日何を教えてもらったのかという記録にもなります。
メモを見返して復習する
必ず1度はその日のうちに、そのメモを見ながら頭でイメージし、手順をなぞります。自分一人でできるようになるまで毎日それを繰り返します。短時間でも、疲れていても、この作業を必ずすることで、後々役に立ちます。また、メモをとることと復習をすることを習慣づけることそのものも、介護職の業務をこなす上で大切なことです。
わからないことは何でも聞く
細かい事でも、理解できなかったことや、忘れてしまったことなど、そのままわからないままにすることはよくありません。聞かずにミスをするより、何度も聞いて早く自立する方がいいですよね。ただし、質問するタイミングには気をつけましょう。その場で聞いた方がいい場合や、後でまとめて聞く方がいい場合、状況や人によって判断することが大切です。
余計なプライドは捨てる
教えられたことには素直に取り組み、新しい環境にできるだけ早く溶け込めるよう努力しましょう。「自分の意見」は時にはぐっとこらえることも必要です。「教えにくい」と思われたら最後。修復は難しくなります。ご機嫌取りをする必要はありませんが、自分が新人であることを忘れずにできるだけ先輩とのコミュニケーションを大切にしましょう。