体調を壊して前職を退職した場合の答え方
言葉を選んでポジティブに
転職の場合、たいてい前職の退職理由を聞かれます。仕方ない理由だったとしても、それが悪い印象になるのではないかと不安に思うかもしれません。体調不良の場合はそのまま伝えても大丈夫ですが、その原因を話すときには、言葉を選びながらプラスイメージの転職姿勢を伝えるようにしましょう。
OK例
「前職では、体調不良が原因で退職しました。仕事に打ち込むあまり、体調管理が十分ではありませんでした。
退職後、医師の指導のもと体調改善に専念し、先日フルタイムでも問題なく働けると担当医より了承を得ました。
今後は、より一層しっかりと体調管理を行いながら仕事に励みたいと考えております。」
職場環境が悪いことが原因で体調不良を起こした場合、それをそのまま伝えると、不満を言っているようでネガティブな印象です。他人の責任にはせず「次の職場ではこうありたい」という前向きな話で終わらせましょう。
また、医師の確認を受けていることも併せて伝えるといいでしょう。
NG例
「人手不足で残業が多く、睡眠不足が続いて体調を崩してしまいました。
しばらく休んだことでリフレッシュし、気持ちを新たに仕事に臨みます。」
前向きに伝えているつもりかもしれませんが「残業が多くて大変だった」と不満を漏らしているようで、ネガティブな印象を与えてしまいます。また「しばらく休んだからリフレッシュした」とは、とても主観的で「本当に体調は良いのか?」「残業を嫌がるのでは?」「すぐにやめるのでは?」と思わせてしまい良くありません。