円満に退職できる話し方
新しい挑戦の第一歩は円満退職
退職の意思表示は直属の上司へ、理想は3か月前、遅くても1か月前までに対面で行いましょう。会社独自のルールを設けている企業もあるので就業規則の確認も必要です。先に同僚などに話すのはトラブルの元。社内での転職相談も控えましょう。
切り出し方
話のタイミングは、上司の忙しい時間帯を避けた朝か業務終了後がおすすめです。ただし「ご相談があります」はNG。引き止める余地があると相手に思われてしまう可能性があるため「お話があります」と切り出しましょう。
メールでアポイントを取る場合は、退職の話である旨は伏せておきます。面談で退職を切り出しにくい雰囲気を作られてしまう恐れがあるためです。
会議室など周りに話が漏れないところで、辞めたい旨といつ辞めるかをはっきりと伝えましょう。いつもより数段真剣なトーンで、退職が苦渋の決断である事を伝わるようにする事で、後々の引き止めが緩和されます。
会社のせいにしない
退職理由は「一身上の都合」でかまいません。納得してもらえない場合、会社が原因の理由は避け「他の施設の介護のやり方を学んで介護職としてレベルアップしたい」などの「個人的」かつ「前向き」な理由を話します。本音を言って退職したい気持ちもあるかと思いますが、最後の仕事と割り切って建前の理由を伝えましょう。
就職先は伝えない
退職届が受理されるまで、転職先は言わない方が無難です。聞かれた場合は「介護業界です」などと伝えれば良いでしょう。法的にも常識的にもここは伝える必要はありません。