勤務体制に不満で退職した場合の答え方
退職理由と志望動機を繋げる
前職の退職理由を聞かれたとき、労働時間や残業量、給料、通勤時間など、たとえ不満があってもそれをストレートに伝えるだけでは良い印象は得られません。その職場の良かったところや学んだところなどとセットで話したり、応募先の仕事に対する熱意も示したりするなどして志望意欲を強くアピールしましょう。
休みが取りにくい施設だった
例
「前職は、通所介護事業所の介護職として5年間勤務しました。
初めての介護職だったこともあり、最初は苦労しましたが、次第に利用者様とどう接するのが良いかもわかるようになり自信を持って働けるようになりました。
一方で小さな事業所で正規職員が私を含め、3名でその他は非正規職員でした。
そのため、休みがなかなか取りにくく、また休みが急に変わることも多く先の予定を立てることができませんでした。
御社は正規職員の数が多く、福利厚生が充実していると聞きました。
将来的には介護福祉士の受験も考えているので、決まった休みがいただけるということは心身ともに休まり、日常業務と勉強の両立もしやすく、さらに仕事への意欲が増します。
前職の経験を活かしてより今後も利用者様に寄り添いたいと思っております。」
退職理由を考える上で重要なのは、退職後、次は何を行いたいかを明確にすることです。
その中で自分は何を得て、どのように活かしていくのか。経験は人を成長させてくれます。
常に前を向いて将来へ向けて一歩ずつ進んでいきましょう。