履歴書の「本人希望記入欄」は何を書けばいいの?
「こうなったらいいな」を書く欄ではない
履歴書の最後の方に「本人希望記入欄」がありますよね。空欄にしてはいけないと、色々と書いていませんか?また、逆に希望を書くことはよくないのではと、空欄で提出していないでしょうか。実は、どちらもあまり正しいとはいえません。その理由と正しい書き方や内容をお伝えします。
基本ルール
基本的には「貴社の規定に従います。」と書いてください。応募職種が複数ある場合は、希望職種を書きます。その他、就業中で電話に出られる時間が限られる場合など、選考段階での希望は、謙虚さが伝わるように書きましょう。
希望は面接などですり合わせる
勤務条件や待遇について、この欄には原則として書きません。軽い気持ちで書いた「希望」でも、会社側にとっては「妥協できない条件」として捉えられ、採用候補から外されかねません。また、履歴書の段階であれこれ希望を書いてしまうと「自分の都合ばかり押し通そうとする自分勝手な人」というレッテルを貼られてしまいます。条件や待遇に関して、面接で交渉できる機会があるので、直接話をしてすり合わせる方がいいでしょう。
また「特になし」「ありません」などと書いてしまうと、雑な感じがしたり、やる気がないと思われてしまったりするかもしれません。このように書くことも避けましょう。
記入すべきことがあるケース
例)
- 現在就業中のため、平日は17時以降にお電話いただけると幸いです。
- 父の介護のため、勤務先を大阪府内とさせていただければ助かります。
- 娘の保育園の迎えのため、毎週水曜日は18時に退勤させていただければ幸いです。