手当が給料アップの大きなカギ
介護職の手当とは
介護職の給料は、基本給に加えて様々な手当がついて支給されます。そのため、単純に月給の金額だけで給料が多いかどうかを判断することは難しいでしょう。一般的な手当としては以下のようなものが挙げられます。
通勤手当 / 住宅手当 / 残業手当
休日手当 / 扶養手当 / 地域手当
役職手当 / 職務手当
資格取得で手当を受ける
上記のような一般的な手当に加えて、介護職ならではの手当があり、その代表的なものが「資格手当」です。介護職は、資格がなくても働ける職種ですが、資格を持っていると手当がつくことが多く、給料アップに繋がります。介護福祉士などの国家資格はもちろん、資格手当支給の対象となる資格は他にもあるので、確認してみましょう。
処遇改善加算手当を狙う
その他、「処遇改善加算手当」や「夜勤手当」、欠勤のない人がもらえる「精勤手当」などがあります。特に特殊な手当として「処遇改善加算手当」があり、2019年10月に新設された制度です。全ての事業所が該当するわけではなく、また、細かい内容は職場によって異なり、給料ではなく福利厚生に利用しているケースもあります。支給対象となる職員も、勤続10年以上の介護福祉士など、ベテランやリーダー的ポジションの人を優遇するものとなっています。
資格取得で手当を受けて給料アップ
給料アップを目指す場合、手当が受けられるように資格取得を目指すことが一番の近道です。もしも今の職場で手当てが少なく、待遇アップを見込めない場合は、転職も検討するとよいでしょう。