栄養士資格取得のためのポイント
養成施設選びは栄養士への第一歩
栄養士は、主に健康な方を対象に、栄養についてアドバイスをしたり、献立を立てて食事を提供したり、栄養状態の管理を行って、食と栄養の専門職として健康のサポートをする国家資格です。また、管理栄養士取得のためにも、まずは栄養士の資格が必要です。ここでは、資格取得のポイントをご紹介します。
栄養士養成施設に通信教育や夜間部はない
栄養士になるためには、厚生労働大臣に指定認可された学校を履修・卒業しなければなりません。全て昼間の学校なので、働きながら資格取得をしようとすると、働く時間も勉強時間も限られるので、注意しましょう。大学、短期大学、専門学校など、どの学校を卒業しても栄養士の資格は同じです。
養成施設の授業やカリキュラムをチェック
栄養士の養成施設は、全国各地に沢山あります。それぞれに特色があって、授業やカリキュラムは施設によって様々です。自分自身の目的に合った施設を選ぶようにしましょう。
病院などで栄養指導を行う臨床栄養は、より深い知識が学べる施設へ入学するとよいでしょう。調理をしたり、メニューを考えるなど、即戦力となりたい場合は、実践型に近い施設がおすすめです。栄養士だけではなく、他の資格も取得できる施設もあります。複数の資格取得を検討している場合は、そういった情報もチェックしておきましょう。