短期間で前職を退職した場合の答え方
短期退職理由の伝え方に注意
「残業時間があるから」「人間関係が良くなかった」「スキルアップできない会社だったから」ということであれば、面接官は「自分の会社にも当てはまる可能性がある」と考えてしまうかもしれません。また、「求人票や面接で言われたことと実務が違ったため」という理由でも「今回も同じように受けとられる可能性があるのでは」という印象を持たれてしまいます。「今の自分は短期で辞めることはない」という旨を上手に伝えましょう。
本音と建て前をうまく使いこなす
前職の悪口は厳禁です。しかし、退職理由で話した当たり障りのないものが建て前であることは、面接官にはお見通し。次の質問で「前職で大変だったことは何ですか」と聞かれます。この質問は本音を聞きたい合図なので、ここからは前職のブラック要素を少しだけ伝えるようにします・・・少しだけです。ただし「実は残業時間が多く、上司が理不尽で」という抽象的な答え方ではいけません。共感・納得してもらえるよう、嘘にならない程度に大げさに話しましょう。
例えば
「残業や休日出勤は覚悟していましたが、月に80時間を超えるような職場環境だったので…」
「研修制度がほとんどなく、教えてもらえる先輩も周りにおらず手探りで仕事を覚えていく状態で…」
という感じで「大変だったけど乗り越えた」という感じでアピールしましょう。
そして最大のポイントは、それを退職の理由にはせず、あくまで「やりがいのある仕事を見つけるため」に軸を置くことです。