社会福祉士の取得方法
社会福祉士は社会福祉業務における国家資格です。
年に一度実施される『社会福祉士』の筆記試験に合格し、登録申請を行うことにより取得できます。
仕事内容は、福祉全般の日常生活に支障のある方の相談を受け付け、適切な福祉サービスの紹介や援助をします。
対象者は高齢者だけでなく、子供や、身体・知的障害者、生活困窮者、地域の人など幅広く携わります。
受験資格が必須となっており、福祉系4年制大学卒業者(指定科目履修)、社会福祉士指定養成施設卒業者等と定められていますが、未経験でも受験資格を得る方法はあります。
■福祉系大学等4年で指定科目を履修(18科目)
・指定18科目の履修ができる福祉系大学なら、卒業後に実務経験が不要で、養成施設で学ぶ必要もなく最短で試験に挑めます。
■福祉系短大等で指定科目を履修(18科目)+実務1~2年
・学業期間と合計して通算4年を満たす必要があり、厚生労働省の指定施設において実務経験が必須
■短期養成施設等で6ヵ月修了
・指定資格を取得後、実務を4年+短期養成施設等で6ヵ月修了
・福祉系大学等(4年)や福祉系短大等(3年+実務1年or2年+実務2年)で指定科目を12科目履修+短期養成施設等で6ヵ月修了
■一般養成施設等で1年以上修了
福祉系の学校に行っていなくても、自分の最終学歴に合わせて一般養成施設等で1年以上修了すれば受験資格を得られます。
・一般の大学等(4年)+一般養成施設等で1年修了
・一般の短大等(3年+実務1年or2年+実務2年)+一般養成施設等で1年修了
・大学や短大に行っていなくても指定施設で実務4年+一般養成施設等で1年修了
社会福祉士の資格を所有していれば、幅広い分野で活躍できることでしょう。