訪問看護のお仕事
訪問看護とは
自宅療養者の家に看護師などが訪問しケアを行うサービスです。主治医作成の訪問看護指示書に基づき、健康状態の観察や医療指導、医療処置、身体介護などを行います。対応は、乳幼児から高齢者まで幅広く、内科系、精神疾患、脳神経、整形外科のリハビリ、ターミナルケアなど多岐に渡ります。
職場の特徴
1対1で向き合える
訪問時間は、医療保険か介護保険か公的保険外かによって変わりますが、1回20分~1時間半、1日4~5軒程度です。「訪問看護師の〇〇さん」として、利用者の生活に密接に関わることができます。
訪問は基本一人のため、訪問先で全ての対応を求められますが、困った時は電話などで事業所や主治医に相談することもでき過度な責任を感じる必要はありません。また、他職種連携でチームとして支えていきましょう。
必須条件
大前提として看護師または准看護師の資格が必要です。看護師としての臨床経験が最低3年あることが望ましいですが、最近は新卒で採用し先輩に同行しながら経験を積ませる事業所もあります。
病院、診療所や、訪問看護ステーションから派遣されます。民間企業経営の事業所も増えています。
高給が期待できる
午前/午後だけの訪問や、週3日だけなど、勤務調整のしやすさも人気の一つですが、休みが思うようにとれない、福利厚生・教育制度が十分に整っていないという事業所もあるので注意が必要です。
基本給・時給だけで見ると、正職員、契約職員、パートどの雇用形態においても、看護師・准看護師全体の金額よりも高い傾向です。