転職しやすい時期ってあるの?
求人数が多ければ選択肢は広がる
一般的に1~3月が、1年で一番求人が多いといわれています。理由は、年末のボーナスをもらってから退職をする人が多かったり、企業側が年度内予算を使い切るためだったり、年度末の時期に合わせて退職する人が増えることが考えられます。
しかし、介護業界の有効求人倍率(求職者1人あたりの求人の件数)は、コロナの影響で僅かに低下はしているものの、他分野の求人に比べ高い傾向で、年間求人数も大きな変動はありません。
とはいえ、有利に転職活動を進めるためにも、少しでも求人数の多い時期を選びたいと思う人も多いでしょう。求人数が多いということは、それだけ募集している職種や施設、事業所も多く、選択肢が広いということです。自分にとってのベストタイミング、また働きたい地域の傾向はどうなのかを、しっかりリサーチして転職活動を行いましょう。
おすすめのタイミング
- 1月
求人数・採用数は多い時期とされていますが、新年度が近く、求職者も増える時期でライバルは多い傾向です。しかし、指導者に余裕のある時期なので、しっかり指導を受けたい未経験者には良いタイミングです。 - 10月
下半期が始まり、新規採用計画がスタートするため企業側も積極採用を始め、1月ほどではありませんが求人が増えてくる頃です。さらに採用数の多さに比べて1月ほど求職者は多くないため、自分の希望する働き方に合わせて求人を選びやすい時期でしょう。
避けるべきタイミング
- お盆や年末年始
多忙な時期で、採用担当者と予定が合わない可能性が高く、求人があれば採用してもらいやすいかもしれませんが、入社初日から多忙で、周りのサポートが十分に得られない可能性もあるため、避ける方がよいでしょう。 - 5月と12月
ボーナスを待ってから退職を検討する人が多く、求職者数の少ない時期にあたります。そのため、企業側に求人を出すメリットが少なく、求人募集も少ない傾向で、希望する職種や施設、サービスが選べない場合があります。