高齢者ケアストレスカウンセラーとは
介護にも必要なメンタルケアの資格
高齢者ケアストレスカウンセラーとは、ストレスを抱えた人のこころのケアをする「ケアストレスカウンセラー(高齢者ケアストレスカウンセラー、企業中間管理職ケアストレスカウンセラー、青少年ケアストレスカウンセラー)」の一つで、財団法人職業技能振興会が認定する民間資格です。高齢者本人のストレスだけでなく、高齢者を介護する家族や介護施設のスタッフのストレスケアも行います。高齢者ストレスと上手く付き合うためのストレス・マネンジメント術、コミュニケーション術、高齢者に起こりやすいメンタル疾患などの知識が必要です。
受験資格
ケアストレスカウンセラーの資格保持が受験条件ですが、併願受験も可能で、その場合、高齢者ケアストレスカウンセラーのみ合格点に達しても、合格と認められません。
試験内容
全てWEB受験で、試験時間は60分。合格基準は正答率70%以上です。
- 心理学の基礎知識
- 精神医学の基礎知識
- 対人コミュニケーションに関する基礎知識と技術
- 高齢者のストレス・マネージメント
- 介護家族のストレス・マネージメント
- 高齢者の心理と発達課題
- 家庭内のメンタルヘルスケア
適性
介護現場で働く人は、日常の業務の中でその技能を活かすことができ、また、高齢者とのコミュニケーションに苦手意識を持っている人も、理論的にその方法を学ぶことで、より積極的に関わっていくことができます。
学習方法
公式テキストや通信講座などで学ぶことができ、介護職未経験の人や、社会人、主婦、現職の介護職員でも挑戦しやすいでしょう。