夜勤専従とは
夜勤のみの働き方
夜勤のある施設では、日勤と組み合わせた勤務体系の他、夜勤専従(やきんせんじゅう)という夜勤を専門とする働き方があります。ハードな印象を持たれがちですが、夜勤手当もありライフスタイルに合わせて効率よく稼ぎたい人には人気の働き方のひとつです。
出勤日数
変形労働時間制により、1週間の労働時間が40時間を超えないよう出勤日数が調整されます。そのため二交代制の場合、休日が多く1カ月あたりの勤務日数は10日程度。1回の勤務時間は長いものの、定期的に休みがあるのでリズムをつかめば働きやすいと感じるでしょう。
三交代制の場合は、1カ月に20日程度の勤務日数となります。
向いている人
週1日の勤務でOKという施設もあり、ダブルワークや副業として掛け持ちで働いている人も。ある程度稼げて自由になる時間も欲しいという人や、日中に学校へ通っている人に向いているでしょう。そのほか、夜型人間で夜間のほうが快活に動けるという人にも適性があります。
施設による違い
求人数の多い特養や有料老人ホームは、利用者の介護度によって仕事内容や負担度、給与などが大きく違うため、応募の際しっかり確認しましょう。老健では、夜勤に看護師も入ることが多く、体調の急変時に対応を任せることができます。
グループホームは少人数で目が行き届きやすいものの、一人勤務になる施設も多いので不安のある人は事前に確認しましょう。デイサービスの利用者は介護度が低い分負担も軽い傾向にありますが、お泊りデイ自体あまりなく、求人も少なめです。