リハビリのおしごと内容
リハビリテーション関連職に就く
リハビリテーションには大きく分けて3つの分野があり、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)の国家資格があります。それぞれ連携することでより効果が高まり、その人に合った生活に近づけるための治療やトレーニングを行うことができます。
やりがい
心身の機能が改善する様子を近くで見ることができ「ありがとう」など感謝の言葉をいただける機会も多いため、やりがいがダイレクトに伝わりやすく「自分が誰かの役に立っている」という実感や、大きな喜びを感じられます。また、生活の質向上にも貢献できます。
本人はもちろん家族とコミュニケーションをとる機会も多く、中長期的に深い関係性を築き、家族の負担も軽減することができます。
大変なこと
基本的に結果が出るまで時間を要するため、根気よく取り組む必要があります。また、特に理学療法士や作業療法士は全身の力を使って介助することも多く、肉体的にも疲労が溜まりやすい仕事です。さらに、本人やその家族と話し合うため、コミュニケーション能力や柔軟な対応力も必要となります。
リハビリ職に就く方法
大学や専門学校などで学び、国家資格を取得するか、通信講座などで民間資格を取得するなどして資格を持っておいた方が確実です。上記3つの国家資格以外にも「柔道整復師」「あん摩マッサージ指圧師」「視能訓練士」「義肢装具士」などがあり、民間資格では「介護リハビリセラピスト」「通所ケア専門士」「ケアレクインストラクター」などがあります。