介護職のみだしなみ
みだしなみ3つのキーワード
介護職では、ケガや感染症予防の観点、利用者や家族への印象から、勤務中のみだしなみに気をつける必要があります。大切なことは「清潔感」「動きやすさ」「安全性」という原則です。それを踏まえた上で、どのようにしたらよいか確認しましょう。
髪型
介助時に髪があたると不快感を与えます。また、長い前髪は表情が伝わりづらく不安を与え、視界も悪くなり危険です。長い髪はシンプルなヘアゴムで束ね、前髪は顔が隠れない程度にするかピンでとめましょう。髪の色や髪型も印象を大きく左右するため、過度な染髪や奇抜な髪型は控えましょう。
化粧・髭
メイクは、化粧直し不要な自然なものにとどめます。化粧品のにおいが苦手な方もいるので気をつけましょう。髭は、できるだけ剃り、清潔にしておきましょう。
服装
露出が多いものやボディラインがわかりすぎるものはよい印象を与えません。また、黒い服装は死を連想させるため避けましょう。明るい色で汚れやしわがなく、シンプルで派手すぎないものを選びます。制服のない職場では、ポロシャツがおすすめです。はおりものは、パーカーよりカーディガンが安全です。
爪・アクセサリー
長い爪やアクセサリーは、利用者の肌を傷つける可能性が高く、細菌やウィルスの温床にもなるのでNGです。金属アレルギーの方もいるので仕事に必要ないものは身につけないように。爪のケアはよいですが、短く保ちましょう。ネイルは基本禁止ですが、施設によって凹凸のないネイル・結婚指輪のみ許可している施設もあります。