期待されていることをうまくアピール

 

　惹きつける自己PRは「求めている人材はここにいます！」と伝わるような内容です。自分に期待されるものは何なのか、しっかり把握してアピールしましょう。

 

 

10代、20代

 

　未経験で介護職へ転職をする場合、若い世代は社会人としての経験も少ないことから、まずは「長く活躍してくれるか」「介護職という仕事へのやる気」などを見られています。

　経験者の場合、これに加えて将来のビジョンが明確かどうかにも注目されます。キャリアプランを立てながら転職活動に挑みましょう。

 

 

30代

 

　介護現場では、40代、50代の人が多いため、30代は「これからの主力世代」と見られ、未経験でもそれだけでプラス評価となり有利です。

　経験者の場合、中間管理職のポジションを任せたい、長期的に活躍してほしいと大きく期待されるため、キャリアアップしたい人にとっても転職しやすい時期です。

 

 

40代、50代

 

　介護職が初めてでも、これまでの人生経験や人間性が評価され、社会人経験を踏まえて下の世代に礼儀や社会性を教えていく役割が期待されます。ただし、体力や健康面で不安に思われないよう、腰痛対策など自分自身の身体ケアも大切です。

　経験者の場合、即戦力としてはもちろん、若手への指導力への期待など、他の年代以上に経験者であることが大きな強みになります。

 

 

60代

 

　60代以降は、利用者と年齢が近く、実は非常にありがたい存在です。デイサービスや訪問介護など、夜勤や残業が少なくある程度勤務時間の決まっている事業所がおすすめです。