介護人材再就職準備金
潜在介護人材の復職を国が支援している制度
介護職復帰をサポートするための制度、無利子で最大40万円借りられる「介護人材再就職準備金」をご存じですか。しかも、2年間の介護職員業務従事で、返還が全額免除されます。復帰に迷っている人や、これから介護職として働く人にとって心強い制度です。ぜひ活用しましょう。
※ 貸付上限額、離職期間の要件、貸付対象、必要書類、申請手順、その他詳細は各都道府県や地域で異なるため、必ず各地域の社会福祉協議会に確認しましょう。
貸付対象費用
以下のような、介護職への再就職に関するものです。
- 子どもの預け先を探す際の活動費
- 研修参加費、参考図書の購入
- 敷金・礼金や転居に伴う費用
- 通勤用自転車・バイク等購入費
- 介護ウェアなどの業務用被服費
など
貸付対象者
- 1年以上の実務経験(主業務が直接利用者の介護にあたる介護職員)
- 介護福祉士もしくは、実務者研修か初任者研修を修了(介護職員基礎研修、1級課程、2級課程のいずれかでも可)
- 介護保険サービス事業所に再就職(障害者福祉サービスは対象外、非常勤も可)
- 再就職までに福祉人材センターへの届出・再就職準備金利用計画書を提出済み
- この制度利用が初めて
利用の流れ
- ① 離職以降 離職介護人材の届出
- ② 再就職内定 申込書類の提出(実務経験証明書、連帯保証人に関する書類など)
- ③ 従事開始 既定の期日内に再就職の届出
- ④ 貸付審査
- ⑤ 貸付決定 借用証明書などの書類を既定の期日内に提出
- ⑥ 貸付金交付