種類別にみる介護レク
さまざまな介護レク
多くの介護現場でレクリエーションが取り入れられており、企画や運営に携わる機会もあるでしょう。ここでは、どのようなレクリエーションがあるのか大まかに紹介します。
体を動かす
身体機能回復や維持が見込まれ、自立支援サポートにつなげます。また、日中適度に体を動かすことは、食欲増進やスムーズな入眠を導き、生活リズムを整えることができます。
訓練としての要素が強くなりすぎないよう、ゲーム要素を取り入れ、車椅子に座ったまま手足を動かせるダンスや体操など、全員で楽しめるものがよいでしょう。
手先指先を使う
工作など、手先を動かすことで脳の活性を導きます。また例えば、昔懐かしいおもちゃの製作であれば、昔のことを思い出すことができ喜ばれるでしょう。
出来上がった作品から達成感を得ることができるほか、飾ったりプレゼントにしたり、バザー販売をするなど、生きがいや社会参加のきっかけづくりにもなります。
頭を使う(脳トレ)
計算ゲーム、ことわざや漢字などを使ったゲーム、パズルを解くなど、考える、挑戦する、判断することは、脳の活性化に非常に効果的で認知症予防にもなります。
ルールは複雑にせず、直感的に楽しめるような簡単なルールにする配慮が必要です。
気持ちをリラックス・リフレッシュする
ハンドマッサージや、動物との触れ合いを楽しむ「アニマルセラピー」、リラックス効果をもたらす「アロマテラピー」、幼稚園児が老人ホームを訪問して行う異世代交流などは、生活の中で感じるストレスを和らげることができます。