機能訓練指導員として働く
機能訓練指導員とは
そもそも機能訓練指導員は資格というよりも、下に紹介する国家資格保持者が、機能訓練指導員として働けるという仕事です。特養やデイサービスなどの介護施設で配置が義務付けられているため、需要や待遇も比較的高く、医療から介護分野への転職を希望する人にとっても活躍しやすいポジションです。
こちらの記事では、機能訓練よりリハビリを行う施設の方が、より医学的・専門的なサービスを受けられると紹介しましたが、機能訓練指導員も医療やリハビリの資格保持者なので、医学的でないというわけではありません。
条件を満たす国家資格
介護福祉士や社会福祉士では機能訓練指導員にはなれません。
仕事内容
利用者それぞれの状況に応じたリハビリプランを立てて実施し、自立した生活が営めるよう支援します。資格によって期待される職務には違いはありますが、いずれも一人の利用者と長期的に関わることが多いでしょう。施設によっては、身体介護や送迎も仕事内容に含まれます。また、ケアマネ、介護職員、看護職員、医師などの多職種が連携しながら働きます。
魅力・やりがい
自身の知識と経験を活かし、利用者の生活を比較的自由にコーディネイトしながらリハビリを進められ、責任や苦労はありますが、その分やりがいにつながります。勤務時間は8~17時、9~18時などの日勤帯が多く、土日出勤はありますが、ワークライフバランスを取りやすいでしょう。