自分で仕事ができないと感じたら
努力を重ねるためのステップ
「仕事ができないと思われている人の特徴」を読んで不安になったり「仕事ができないと思われないためにすべきこと」を読んでも「うまくいかない」と悩んでしまったり…という方に伝えたいこと、それは「悩むということは改善の余地がある」ということです。介護士としてしっかりしたいと考え、自分のできないことや苦手なことを理解しようとしているからこそ、色々と悩みが出てくるのです。現状を変えたいという気持ちがあれば、小さな努力を少しずつ積み重ねることで、突破口がつかめます。
できることを増やして自信をつける
介護の仕事は専門的な知識を必要とするものも多く、はじめはできる仕事が少ないかもしれません。まずは、備品の管理や食事の準備・後片付け、リネン交換など、特別な知識や技術がなくても行える、事務や雑務などをこなしていきましょう。できることが増えれば、自分に自信を持つことができ、また、他の職員に率先して仕事を行う姿勢も見せられます。そこから信用が生まれ、自分にとって少しハードルの高い仕事にも挑戦させてもらえるようになるでしょう。その仕事をこなすことができれば、評価や自分の更なる自信に繋がり、成長を実感できるようになるはずです。
失敗を恐れずにチャレンジを
ベテラン職員でも失敗することはあります。新人のうちは知らなくて当然の知識や、できなくて当たり前の仕事が沢山あるので、初めての業務が上手くいかなかったり、ミスをしたりしても、重く受け止める必要はありません。その代わり、仕事の手順をしっかり覚え、同じミスを繰り返さないよう原因分析をして再発防止策を考える必要があります。また、わからないことは先輩や同僚に積極的に相談しましょう。