初任者研修で最も難しいこと
初任者研修は難しいのか
介護職員初任者研修は、介護未経験の方にもおすすめの資格ですが、研修受講だけでなく筆記試験に合格しなければいけません。「勉強時間も費用もかけるのだから1回で取得したい、だから試験の難易度が気になる」という人も多いはずです。結論からいうと、受験者をふるいにかけるようなものではないので、授業やテキストの内容を覚えて理解できていれば、難易度は高くないといえます。だからといって油断は禁物です。実は意外な落とし穴があります。ここでは、試験対策と合わせてご紹介しましょう。
合格ライン
試験は、全カリキュラム修了後、約1時間で実施されます。授業で学んだ中からまんべんなく出題され、100点満点中70点以上が合格です。万一、不合格でも、追試験を受けることができます。追試は、無料で受けられるスクールが多いですが、心配なら事前に確認しておきましょう。
試験対策
- 講師が「重要」と言うところは、試験で出題される可能性が高いので、しっかりメモを取り、試験前におさらいをしておきましょう。
- その項目が理解できているか確認するために出される課題は、そのまま試験に出題されることがあります。添削を受けた部分は特にしっかり見直しておきましょう。
落とし穴
先述した通り、予習・復習がしっかりできていればそれほど難易度の高い資格ではありません。一番難しいのは「勉強時間の確保」です。スクールで学ぶ時間以外の勉強する時間を創り出すことは、簡単ではありません。例えば「スクールの後1時間は課題をする時間に充てる」「朝1時間早く起きて予習をする」「休みの日は〇時間復習に充てる」など、自分でルールを決めて時間管理しなければいけません。初任者研修に限らず「なにがなんでも合格する」という高いモチベーションも必要です。そのためにも、資格取得の理由や目標は明確にしておきましょう。