入浴介助を避ける働き方
入浴介助は避けられるか
介護職の介護業務の中でも、特に毎日の入浴介助は体力も必要で大変です。できれば避けたいという本音もあるのではないでしょうか。介護職でも、入浴介助が無かったり、楽だったりする内容の求人はあるのでしょうか。
入浴介助を負担に感じる働き方とは
入浴は午前9時頃~午前中に行うことが多く、早番や日勤は入浴担当になることが多くなります。また、デイサービスも入浴介助が多く、毎日行っている職員も珍しくありません。その他、利用者数に対して職員が少なく、午前に始めて午後も終わらずひたすら入浴介助ということも。さらに介護人数だけではなく、介護度が高い場合は、1回の入浴介助の負担が大きくなります。こういった働き方が続くと、入浴介助を負担に感じ、避けたくなるかもしれません。
入浴介助のない求人はあるのか
入浴介助は、身体介助のひとつなので、入浴サービスのある施設で、入浴介助のみを避けて入職することは、やむを得ない事情がない限りは難しいでしょう。ただし、身体介助を行わない「介護助手」であれば、入浴介助はありません。業務内容は、シーツ交換、配膳、掃除など、介護士のサポートを行うため、体力に不安のある方は考えてみてもいいかもしれません。ただし、その分お給料も違ってくるので、注意が必要です。
サ高住や、住宅型有料老人ホーム、リハビリ特化型デイサービスなど、入浴サービスのない施設であれば、入浴サービスは外部サービスを利用するため、入浴介助はありません。ただし、施設の職員が訪問介護員を兼務する場合もあるので確認が必要です。その他、介護度の低い利用者の多い施設も、見守りだけの方が多いなど、負担の少ない施設もあるので探してみるとよいかもしれません。
負担軽減の工夫
施設によっては、シフト上で入浴担当の職員を決めて偏りの内容に配慮しているところもあります。大型施設の方が、比較的役割分担をしっかり行い、上手く調整されている傾向があります。また、遅番や夜勤も入浴介助が少なめです。入浴介助を負担に感じるようになったら、主任などの直接の上司や、シフトを作る担当の人に相談してみましょう。