仕事に埋もれる働き方を変える
忙しさ軽減のためにできること
介護業界は、人手不足という側面もありますが、職場全体で働き方や意識を変えることで、その忙しさが軽減されることもあります。介護現場では以下のことを自分一人で実践するのは難しいかもしれませんが、まずはユニットチームで検討するなど、ぜひ試してみてください。
自分のキャパと周囲の状況を把握する
自分ができる仕事のレベルと量を正確に把握しておくことが大切です。自分でこなせると判断した仕事を引き受け、時には断る勇気も持ちながら、周囲の人と協力して仕事を進めていきましょう。決して自分一人で仕事を抱え込んではいけません。
作業効率を考え、他人に仕事を振ることにも慣れる
仕事を抱え込まず、責任を果たすためには、時には他人に仕事を振ることも大切です。周囲を信頼し、苦手なタスクは思い切って得意な人にお任せすることで、自分の得意分野に注力でき、効率よく仕事ができます。また、頼られた人は嬉しく感じるものです。他人に仕事を依頼する際は、相手の能力をしっかりとリスペクトし、引き受けてくれたことに心からのお礼を伝えましょう。
無理のないスケジュールで優先順位を立てる
全てのタスクにタイムリミットを設けたり、イレギュラー対応のための時間も設けたりすることで、予定通りに進めるための努力や工夫をしましょう。まずは自分の仕事の目標や全体像をとらえ、その上でやるべきタスクの整理、所要時間などを判断します。また、重要度や緊急度を考慮しながら優先順位付けを行います。
休むときはしっかり休む
仕事と休む時間を明確に分け、体調や集中力の回復につとめ、だらだらと残業をすることのないようにしましょう。短時間の休憩を定期的にとることも大切です。