介護の仕事に大切な心構え
こころの準備をしておこう
実際の業務が始まるまでには、心配なことやわからないことも多く、不安になることも多いはずです。最低限のことを心得て業務に当たれば、何も問題はありません。難しいことはなく、一般社会人とそれほど大差ありませんので、頭に入れて実践しましょう。
明るく元気な挨拶
自ら進んでハキハキと挨拶することで、第一印象がよくなります。
人間関係を築く上でとても大切なことです。
社会人としてのマナー
挨拶の他にも、身だしなみ、言葉遣い、時間厳守、整理整頓など。
自分を信頼してもらうためにはこれらが欠かせません。
体調管理
心身共に健康な状態を保つことは何よりの基本。
余裕を持って取り組むことではじめて、相手のことを第一に考えられます。
こまめな報連相
介護現場では、協調性やチームワークが求められます。
特に利用者の体調は、わずかな変化も見逃さず共有することが大切です。
好奇心旺盛に働く
ただ仕事をこなすだけではなく、アンテナを張っておくことで、自分にとって必要な情報を手に入れられるので、より早く成長できます。
目標・向上心を持つ
現状に満足せず、常に知らないことを学び、さらに次のステップへと、追求・改善の姿勢を忘れないようにすることが大切です。
利用者の立場で考える
焦ってしまいそうになった時は、一度立ち止まり、逆の立場ならどうしてもらえると嬉しいかを考え、こまめにコミュニケーションを取りましょう。
正しい敬語と丁寧な言葉遣い
利用者は、これまで生きてこられた歴史のある、人生の先輩です。
どれだけ親しくなっても、友達ではなく利用者であることを忘れてはいけません。
専門用語は避ける
利用者とのコミュニケーションは、誰にでもわかる言葉がおすすめです。
専門用語や略語、難解な言葉の使用は避けましょう。
ポジティブワード
後ろ向きで消極的な言葉は避け、前向きな言葉で、利用者はもちろん自分自身も明るい気持ちになることができます。
一歩引いて見守る
何でもやってあげることが介護の仕事ではありません。
利用者の状態をよく観察し、できることは手伝わず、様子を見守る自立支援が大切です。