継続を積み重ねる

仕事をしながらの資格取得は簡単ではありませんが、将来的に今の給料では不安という方、今から資格取得準備始めませんか。

動画等の活用

机に向かって勉強することが苦手な場合、試験対策の動画や、テキストを読み上げてくれるサービスなども活用して取り組んでみましょう。最終的に机に向かう時間は必要ですが、はじめは机ではないところから勉強を始めても悪くありません。

１）毎日のほんの小さな目標設定

いつも仕事でクタクタで、勉強なんてできないという人は、まずは一日たった3分でも5分でも構いません。何か続けられることを1つ決めましょう。

例えば…

• 通勤時に5分だけ勉強の動画を見る
• 寝る前に布団の中で試験の本を1ページだけ黙読する
• 朝起きたら、椅子に座ってテキストの中から5個単語帳にキーワードを書き出す

どんなに簡単なことでも構いません。2週間毎日続けられることを１つ決めましょう。
欲張りすぎてはいけません。やる事が苦になることもいけません。
5分と決めたら、それ以上でもそれ以下であってもいけません。
1週間続いたからといって気を緩めないようにしましょう。

2週間続けることができたらまずはそれを褒めてあげましょう。

２）週に一度の目標設定

毎日の継続で2週間が過ぎたら、少しだけ量を増やしたり、量はそのままで別のことや別の時間帯のタスクを増やしたりしてみましょう。これも、あまり欲張らずにまた2週間目標設定します。初めに設定した内容も、引き続き続けます。

2週間何かを続けることができたら、もう少しそれを早く沢山やってみたくなっていませんか？
しかしここで焦りは禁物。ここで欲張ると続きません。

次は、毎週必ず1回やることを決めます。出来れば同じ曜日、同じ時刻に同じ時間がいいですが、曜日や時刻は違っても構いません。その代わり、2時間なら2時間と、時間は毎週同じに設定します。但し、自分と3カ月くらいの約束をしておいて、手帳に書きこみましょう。（1ヶ月ごとに、先の1ヶ月の約束内容を変えても構いません。）

例えば…

• 毎週夜勤明け後、大好きなスタバで、好きなドリンクを飲みながらテキストを、振り返り問題も解きながら2時間読み進める。

これもまた、絶対に続けられるものにしてください。1カ月続いたら、さらに褒めてあげてください。

もしも守れなかったら

もしも、朝イチやると決めたのに、寝坊した場合、代わりに寝る前にやることで自分を許してあげましょう。あまりストイックにやることはよくありません。そのようなことが続くようであれば、それは今の自分にとってハードルの高すぎる目標設定だということなので、設定を変えたり下げたりして、やり直してみましょう。

３）3カ月後が本当のスタート

小さな自分との約束を毎日2週間、3カ月。そして毎週を2か月半続けることができたなら、そこからようやく本当の試験勉強のスタートです。ここまではウォーミングアップ。

試験日が決定し、そこから逆算してどのくらいの勉強が必要か、そのための時間を計算します。3カ月間、自分のペースを知ることができたので、計算の参考にしましょう。

続けられた自分に自信を持って「この位なら頑張れそう」という見極めをして計画を立てます。ここまではゴールのない継続。ここからはゴールへ向けての継続です。同じ継続でも、ゴールが見えている方が自分の力が最大限発揮できます。きっとこれまでよりも沢山のタスク処理を継続できるはずです。

少し時間はかかりますが、試験勉強が苦手な方、過去に挫折経験がある方などは、一度試してみてくださいね。