二交代制と三交代制を比較!
働きやすい勤務シフトの職場選択
病院や入居型介護施設での勤務希望の場合、シフト勤務の種類を把握しておくことは重要です。介護職のシフトについてでは一日の時間軸でご紹介しましたが、週間スケジュールも含め、それぞれの特徴を把握しましょう。
週間シフト例
- 二交代制 日勤、夜勤、明け、休日、日勤、休日、日勤
- 三交代制 日勤、夜勤、休日、夜勤、遅番、休日、日勤
二交代制
生活リズムを安定させたい、プライベート時間も確保したい人におすすめ
メリット
- 夜勤でも利用者が起きているときの様子を自分の目で確かめられ、状況を把握しやすい。
- 夜勤1回で2日分の勤務とみなされ、一週間の出勤回数が少なくなる。
- 夜勤明けの日中が自由に使え、他の休日もうまく組めれば連休が取りやすい。
デメリット
- 夜勤の長時間ワンオペ(一人体制)は責任が重く、仮眠や休憩も十分に取れないことが多い。
- 夜勤の長時間勤務は、相当の体力が必要。
三交代制(四交代制)
長時間労働が難しい人におすすめ
メリット
- 夜勤が8(10)時間労働のため、負担を感じる時間が短い。
- 時間帯固定の場合、シフト種類が増えることで選択肢の幅が広がり、より自分に合った働き方ができる。
デメリット
- 夜勤をしても1日分の出勤扱いで、夜勤明けの日が休日となり十分な休みが取れない場合がある。
- 夜勤明けが休日となることで、出勤回数が日勤と同じで負担を感じやすい。
- 夜勤回数が多い。
- 全体的に必要な職員数が二交代制よりも多いため、日中の人員が人手不足になりやすい。