怒りを逃すテクニック
6秒でできる怒りの逃し方
人が怒りの絶頂に達する時間は6秒と言われています。怒りを完全に消し去ることは難しいですが、はじめの6秒間をうまくやり過ごすことで冷静さを取り戻し、不適切な対応を回避することができます。気負わずにできる自分に合った方法を準備し、アンガーマネジメントしましょう。
グーパー運動
イラっとしたら、手をグーパーグーパー。怒りを握りつぶすように手を握り、怒りを放すようなイメージでパッと開く。落ち着くまで繰り返し、怒りから意識をそらしていきます。
カウント
心の中で数字を1からカウントします。そうすることで怒りの気持ちをそらすことができます。
笑顔
眉間にシワが寄り口元がへの字になっていると感じたら、意識して口角を上げましょう。笑顔は脳からポジティブな気分になる指令が出るとされています。
自己暗示
心の中で「冷静になれ」「ここで怒れば周りに迷惑がかかる」などと自分に言い聞かせます。
その場を離れる
冷静に対応できなければ一度その場を離れます。黙って立ち去るのでなく「ちょっと確認してきます」などと伝えて距離を置くか、同僚に交代してもらうのもよいでしょう。
リラックス
短時間でも怒りの出来事から離れられたら、その時間はリラックスして気持ちを落ち着けることだけを考えます。好きな飲み物を飲む、窓を開けて外の空気を吸う、ゆっくりと深呼吸をするなど。
ほかの動作
どうしてもその場を離れることができない場合、ハンカチを畳み直す、水を飲む、鏡で自分を見るなど、なにか別の動作をして気を紛らわせます。